今回はオレキエッテの紹介です。
このパスタはプーリア州・バジリカータ州を代表するパスタで「耳」に似ている
ことから名前が付けられました。
オレキエッテには姉妹が何種類かあるようです。パチョッケなど大きなものや
ピッコロ・キアンカレッレや日本のおはじきのように扁平なペスタズエレなど
5,6種類。
それぞれが歴史の中で地元の食材に合うものとして生まれたことを考えると本当に
ショートパスタは奥が深いですね。
発祥はwikipediaによると残念ながらイタリアでなくフランスのプロヴァンス地方。
硬質小麦を使い円形で少し厚みを持たせ中央を親指で押して凹ませることで乾燥
しやすくなり大量輸送が容易になった。13世紀にプロバンス出身のアンジュー家
が南イタリアを支配するとともに広まったと記してあります。
Ⅰ・Ⅰさんのパスタ絵葉書
バーリーの路地裏で手打ちオレキエッテを乾燥させるマンマの姿が最近話題に
なっており、その美味しいパスタを調理してくれるイケメンシェフが描かれています
このポストカードは当店の入口にありますので欲しい方はお一人一枚までお持ち帰りできます