玄関入ってすぐのパスタ棚にパスタでできたフィレンチェの
登場です。アーティストは常熱工房です。
その制作画面も紹介しますので凄技をご覧下さい。
「父なる神」やゴシックのバラ窓、フィレンチェに貢献した芸術家達、
12使徒もいますよ。


玄関入ってすぐのパスタ棚にパスタでできたフィレンチェの
登場です。アーティストは常熱工房です。
その制作画面も紹介しますので凄技をご覧下さい。
「父なる神」やゴシックのバラ窓、フィレンチェに貢献した芸術家達、
12使徒もいますよ。
・パスタdeアートの常熱工房さんより2022干支の門松を
頂きました。レジの所に置いてありますのでお帰りに
ご覧下さい。全部パスタでできていて可愛いですよ。
年末年始のご挨拶・お祝いに最適の贈り物と思います。
私も利用しています。
購入・問い合わせは
https://www.jyonetu-kobo.com
Mafaldine と Pietre del vesuvio
pasta al pomodoro のパスタを変更しました。
Mafaldine・マファルディーネはイタリア第3国王の王女マファルダのドレスのフリル、または髪型がモデルと言われています。その特殊な形状がソースを絡みやすくしています
今日からピエテレベスビオ
ピエテレベスビオはヴェスヴィオ火山の石と命名されておりメーカーはナポリにあるFerraraです。西暦79年にポンペイを一夜にして埋没させた恐ろしいベスビオ火山の山麓に転がっているゴツゴツした石をイメージしています。
これも名前の特徴を持ちながらソースが絡みやすくなっています
見た目はあまり変わりませんね。大丈夫ですどちらも美味しいので。
しかしこのようなパスタを創る時パスタデザイナーの歴史や風土、食文化への思いを
想像すると本当にショートパスタは楽しい!!
今回のテーマ Sombreroはメキシコのつば付き麦わら帽子が代名詞になっていますが元々はスペインからメキシコに伝わったと言われています。しかし世界の麦の生産国は各地で日差しを遮るために農作業用の麦わら帽子を作っていたようです。収穫後に茎の部分を利用できないかと考えるのは世界各国の先人達の知恵ですね。
このSombreroはきれいなのでお客様から色はどんな材料ですかという質問があります。色がついていると鮮やかですし食欲もわきますが反面どんな材料で色を付けているか解らないと不安ですね。
安心してください色の素材はすべて天然由来のものです。 ビーツ(赤カブに似ている)、トマト、ほうれん草、ウコン、パプリカ、人参、イカ墨などが代表的な色素材。 これらを組み合わせて中間色を作ったりします。 最近では鮮やかなブルーもあるそうです。
楽しいショートパスタ14 ラジアトリ
イタリアにはフィアットを始め多くの自動車メーカ
ーがありオシャレなデザインがイメージとしてあり
ますね。
オートバイメーカーも多くあります。
有名なのがドゥカティ。パンツェッタ・ジローラモ
さんも愛車の様です。そしてエンジンの性能・外観
も大いに気になるところです。
今回ご紹介するパスタのデザイナーもきっとオート
バイが大好きだったのでしょう一目見ただけでラジ
エータが連想できます。
料理の中でのラジアトリはラジエータの放熱部分が
口の中で心地よい食感を与え、エンジンのシリンダ
ー部分は少し固めでもちもち感がなんとも言えませ
ん。こんなパスタをよく作りましたねー♥
このパスタを召し上がるときはオートバイや車でパ
ルマやアマルフィーなどイタリア各地をドライブし
ている自分を想像しながらお召し上がり下さい。
楽しいショートパスタ-13 ペンネ
ペンネは最近スーパーなどでもよく見かけるように
なりました。ペン先のような先端からソースを絡め
やすくシチリアではよく食されます。
ペンネの名前の由来は形状がペン先に似ていること
からそう呼ばれますがもともとペンと言う呼称は
「羽根」を意味するpenna に由来し中世ヨーロッ
パでは羊皮紙に鵞鳥やアヒルなどの羽根ペンを用い
て文字を書いたそうです。
羽根ペンと言えばゲーテのイタリア旅行の一節が思
い浮かびます。ゲーテは1786年9月〜1788年6月に
イタリア旅行をし毎日の見聞と色んな人への手紙を
書き続けますが旅の途中で愛用の羽根ペンが使えな
くなります。凝り性のゲーテは宿の使用人に色々な
鳥の羽根を集めさせ書き味を試します。ニワトリ、
カラス、ハト、キジ、(ガチョウ、アヒルは宿があ
る地域にはいなかった?)、どれも今一つ書き味に
納得できなかったようです。しかし、フランクフル
トのゲーテハウスには直筆の書簡と羽根ペンが展示
されています。黒い羽根なので当時選んだのはカラ
スだったのでしょうか。
現在、つけペンとしての羽根ペンは愛好家向けに
色々な羽根が用意されているようです白鳥、七面
鳥、フクロウ、トビ、雁、鷹など
今回Ⅰ.Ⅰさんには絵葉書にフィレンチェのアルノ
川を入れて貰いましたが実際にはゲーテはフィレン
チェは素通りに近かったようです。
このポストカードは当店の入口にありますので欲しい方は
お一人一枚までお持ち帰りできます
クラウディア・カズ Claudia Casu
イタリア・サルディーニャ島出身。ローマ。ロンド
ン、東京などでグラフィックデザイナーとして20
年働く。
2012年よりパスタ・デザイナーとしての活動を
スタートし、「Sardegna Cooking Studio」
料理教室を主宰(一般クラスとプロ向けのプライベ
ートクラスあり)。季節に合わせた新鮮な食材を選
び、芸術的な形の本格手打ちパスタや伝統的なサル
ディーニャ料理を日本に広めている。
店内にディスプレイしています。是非ご覧ください
今回はオレキエッテの紹介です。
このパスタはプーリア州・バジリカータ州を代表す
るパスタで「耳」に似ていることから名前が付けら
れました。
オレキエッテには姉妹が何種類かあるようです。
パチョッケなど大きなものやピッコロ・キアンカレ
ッレや日本のおはじきのように扁平なペスタズエレ
など5,6種類。
それぞれが歴史の中で地元の食材に合うものとして
生まれたことを考えると本当にショートパスタは奥
が深いですね。
発祥はwikipediaによると残念ながらイタリアでな
くフランスのプロヴァンス地方。
硬質小麦を使い円形で少し厚みを持たせ中央を親指
で押して凹ませることで乾燥しやすくなり大量輸送
が容易になった。13世紀にプロバンス出身のアン
ジュー家が南イタリアを支配するとともに広まった
と記してあります。
バーリーの路地裏で手打ちオレキエッテを乾燥させ
るマンマの姿が最近話題になっており、その美味し
いパスタを調理してくれるイケメンシェフが描かれ
ています
このポストカードは当店の入口にありますので欲し
い方はお一人一枚までお持ち帰りできます
楽しいショートパスタ11❣
大きな売り場があるとうろうろとパスタを探す癖が
ついてしまいましたが岡山イオンにありました❕
ガルガネッリ。
ガルガネッリはエミリア・ロマーニャ州のパスタで
特に州都のボローニャの東側アドリア海に面した地
方で食されるパスタです。ボローニャはボロネー
ゼ・パスタ(ミートソース)で有名ですね。
形はペンネに似ていますがこれは長さ方向と直角に
筋があります。作るときの工程に特長があるからで
す。出来上がりは蛇の抜け殻のような感じですが
名前の由来は鶏の気管 (garuganell) から来ている
とのこと。
作り方は簡単ですので読まれた方はチャレンジして
みてはいかがでしょうか
パスタの名前はコンキリエconchiglie。
愛と美の象徴ビーナスの誕生です。原画のホタテ貝
でなくコンキリエに乗って来ました。
左のゼピュロスが誕生を祝うかのように花の風を吹
いています
コンキリエは茹でると肉厚で食べ応えがあり中にソ
ースを包み込んでいるのでジューシーさもありま
す。当店では詰め物パスタとしても提供することが
ありテイクアウトとしてもお楽しみ頂けます。
絵:I I様
パスタの名前はヌボーレnuvole。
在庫がないためディナーで少しづつ使用していまし
たが近いうちにランチでも短期間ですが味わって頂
くことができそうです。
イタリア語では nuvola 雲 と Mare di nuvole
雲海を言い分けますがこのパスタの名前はnuvole
このパスタのソースは洋風・和風何でも合います。
形はショートパスタですが口に入れた時の食感はロ
ングのフェットチーネに似ています。
ではezakiでお目にかかりましょう。
ヴェスヴィオ火山は南イタリアのカンパニア州ナポ
リにある活火山で西暦79年8月に大噴火をおこし
一昼夜にわたり火山灰を降り注ぎポンペイをはじめ
周辺の街を一万人と共に埋めつくしたと記録されて
います。日本では国家形成の弥生時代になります。
現在ではナポリ湾から眺める街並みとヴェスヴィオ
火山を背景とした全容は「ナポリを見てから死ね」
とまで言われています。
今回はこの「ヴェスヴィオ」火山をイメージして創
られたパスタ「ヴェスヴィオ」の紹介です。小さい
ながらも火山の容姿を保ち噴煙まで上げています。
このヴェスヴィオの山麓と噴煙部分のもちもち感の
違い、ソースの絡まり具合の違いが特長です。
どうぞお楽しみください。
イラスト I.I
クレステ・ディ・ガッロとは 「雄鶏のとさか」と
いう意味です。まさにトサカの形をしておりとさか
のひだ部にソースが絡まり易く更に空洞になってい
るので中までソースが入り込んでいます。
食感はもちろん👍
イラスト I.I
パスタ名:バレリーナ
ご覧の通り美しいバレリーナのようです。
フリルにソースが絡み食感も最高です。
別名リッチョリとも言います。
イラスト I.I
今回は可愛い花車の車輪の話です。
車輪には昔の馬車や現在でも観光人力車などに使わ
れる大きな車輪から、中型、小さい車輪など色々あ
ります。
大 Ruotona
中 Ruota
小 Rotelle(ロテーレ)
この小さな車輪Rotelleをイメージして作ら
れたと言われています。
そして考案者は車輪がどろにまみれ石ころが車軸に
挟まった状態を想像しそれをソースやきざんだチー
ズ、ラグー、豆類に見立てたのでしょうか。
あるいは単に自動車が好きな人が車輪をパスタにし
ようと思いついたのでしょうか。
ラディアトリーのようにラジエータを意識している
とすぐ分かるものもあるくらいですから。
見た目もショートパスタの存在感を示し、弾力に富
み、ソースが絡まりやすい一番好きなパスタです。
よく見るとジリ(ユリの花)にも似ていますが
お菓子(Torkietti)を手本にしたとも言われていま
す。
イラストレータ:ⅠⅠ 様
カプリ島はテレニア海にある周囲17kmの小さな
島です。ポンペイやアマルフィーに近くナポリ湾を
はさんでナポリがあります。島の大部分が断崖絶壁
となっていますが風光明媚な島として昔より知られ
ており有名人の別荘も多くあります。
そして「青の洞窟」は世界的に知られており恋人た
ちが集まる場所でもあります。そんな恋人たちをイ
メージして作られたパスタがフィダンツァーティ・
カプレージ(カプリの婚約者)